■再会
20年ぶりの再会がありました。以前勤めていた上場企業時代の知人にバッタリと出会ったのです。なんだかテレビドラマのワンシーンを思わせるような再会でした。
やっぱ日本ってスゴク狭いのかな。ただの偶然かな。イヤイヤでも驚きました。こんなことあるのですね。
以下会話再現
A氏:「でお前何やってんだ」(少々訛った感じで読んで下さい)
私 :「何ってずっと下着屋だよ」(ここは標準語)
A氏:「イヤー驚いたよ、だってよぉー20年位になるかな」
私 :「そうだね、その後何処にいたの?」
A氏:「○○だろ、○○だろ、次が○○で、その次が○○・・・・・」
延々と転勤を繰り返してきた状況を聞きながら・・・・
A氏:「酒井、お前スゴイな。会社やってるなんて思わなかったヨ」
自分自身会社やってるなんて思って無かったのだから当然ですが、
私 :「いやサラリーマンが出来なかっただけだよ。人と同じことや るの昔から性に合わなかったでしょ。」
A氏:「タシカニ」(結構あっさり認めるな、みたいな)
私 :「でもサラリーマンの方が気持ちは楽だよ。皆はその反対のこと考えているみたいだけど、自営業がすごく楽な訳ではないことは、頭の何処かで知っていても実際やって無いから楽そうに見えるだけじゃない?」
等と延々に会話が続くのです。
でも「人」は大切です。生まれて死ぬまで一体何人と知り合うのでしょう。だだ知り合う程度なら何千人単位も不可能ではないと思いますが、平均100人位かな?もっと少ないのではありませんか?年賀状を何枚かきますか?結婚式に何人呼びましたか?今何人の付き合いがありますか?
日本の人口1億2500万人、その内のごく少数の人々と喜怒哀楽を共にし、そして死んで行く。これが普通だと思うのです。
だから、友人に再会することはスゴ〜クスゴ〜ク貴重な事だと思うし、一生の内の何日か、何時間か、何分かを共有すると思うと、再会の意味も深いものには思えてなりません。「再会」ありがとう。