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2009/3/30(月)

 六義園

 
 

 昨日は陽気に誘われ、「和歌の庭」六義園(リクギエン)に出向いてみた。この庭園は、五大将軍・徳川綱吉の信任が厚かった川越藩主・柳沢吉保が元禄15(1702)年に築園した和歌の趣味を基調とする「回遊式築山泉水」の大名庭園です。当園は池をめぐる園路を歩きながら移り変わる景色を楽しめる繊細で温和な日本庭園だそうです。
 江戸時代の大名庭園の中でも代表的なもので、明治時代に入って三菱の創業者である岩崎弥太郎の別邸となりました。その後、昭和13(1938)年に岩崎家より東京都に寄付され、昭和28(1953)年に国の特別名勝に指定された貴重な文化財だそうです。

 長々と説明文を引用しましたが、春夏秋冬季節に応じた見応えのある庭園ということなのですが、春は桜の名所として都内第2位にランクインしているのです。第1位は云わずと知れた「千鳥が淵」なのでさぞ桜が咲いているものと期待して行くが、「枝垂れ桜」の銘木が鎮座する他には数本の桜だけでしたが、桜の名所観光バスツターも訪れる賑わいでした。もう少し人気のない時にゆっくりと散策したいのが訪れた人々の本音ではないでしょうか。



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