2008年12月15日(月)
 安心感




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安心感

 その昔、「コント赤信号」の名言(迷言)に「赤信号、皆で渡れば怖くない」というものがありました。これは、本来赤信号で渡るのは道交法違反だけど、皆で渡るとこの道交法違反も怖くないことを言っているように解釈していました。
 今の若者にこれを当てはめると、皆が赤信号を渡っているときに、自分も渡っていたら安心できるといったニュアンスに感じます。つまり、皆と同じ事をやっていることに一番安心感があるように思えるのです。

 私は、出来れば人と反対のことをしたい・考えたいと思っているタイプなので、アリやミツバチのように群がっていることに窮屈さを感じます。しかし、団体行動が好きなところももたくさんあります。


 誰もが知っていることを知らないのが怖い。流行の曲を知らないと会話ができない。流行のショップを知らないこと、そのショップに行ってないことが不安の原因。とでも感じているのでしょうか?やがて皆がしていること、行っているところ等が同じになってしまう、だ単に偶然の産物かも知れませんが、私には皆が同じことをしている時が一番安心している様に見えてしまうのです。いつの時代も若者とのギャップは存在しています。それが歴史の流れですから当然なことだと思うのですけれども。

 しかし、プロポーションが崩れている人たちを見て安心はしないで下さい。(今回の前振り、結構長かったけれど)冬は厚着をするから見えないなんて思わないで下さい。すべて春には露呈するのです。やがて夏の到来時には、後悔するのです。


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