2009年3月5日(木)
 腸内細菌

Salmonella enterica

 
 ■ 腸内細菌
  
 人間の腸内には無数の細菌がいることは皆様も既にご承知のことと思います。腸内細菌は100種類、100兆個もいて、免疫力をつけたりビタミンとの合成で私たちの体を守っているそうです。そんなにいたのかと驚く一方で、体を守ってくれている菌に対して感謝すらしたことが無い。それどころか抗生物質やそれに準じる薬、防腐剤や食品添加物の多い食品を日々何気なく摂取し、腸内細菌が生息しにくくしているというのだ。抗生物質は顕著なもので、悪玉も善玉もすべてを死に至らしめるものである。

 人間総合科学大学の藤田教授は「私は最近までおなかの中にサナダ虫を飼っていた。飼い始めたのは15年ほど前。1代目がサトミ、2代目がヒロミ、その後キヨミ、ナオミと続き5代目のマサミちゃんまで飼っていた。その間体調はすこぶる良好であった。マサミちゃんがいなくなったのは2007年2月。サナダ虫の寿命は2年半で、天寿を全うすると飼い主が気づかないうちに別れを告げてしまう。それ以降わたしのお腹にはサナダ虫はいない。飼育用のサナダ虫、日本海裂頭条虫の幼虫が日本では殆ど見つからなくなったためだ。
 サナダ虫を飼っていたのは、寄生虫をはじめ細菌・ウィルスなどの微生物に対する日本人の間違った考えを是正したい思いがあったからだ。清潔志向に偏りすぎた現代日本人の生活と精神構造に警鐘を鳴らす目的もあった。」(藤田教授コラム本文引用)

 さて、今日は見事に長々と前置きを引用したが、私も随分以前であるがダイエットのために女性がサナダ虫をお腹で飼っているTV番組を見た記憶が蘇りました。本題は、下着も間違った考え方や選び方に警鐘を鳴らすことなんです。教授は自らの体で実証できるが、下着は私自身自ら実証という訳には行かない。(仮にも一応オトコであります)腸内細菌も同様、間違った下着の着用は、「百害あって一利なし」ただこの一言が申し上げたかっただけなんです。


 

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